2015年11月30日月曜日

大学への寄付金なんてやめてしまえ

今日も一人若手社員の退職届が受理された。旧帝大理系出身、ウチのような中小企業では珍しい程のエリートなのに勿体ない。そう言えば、入社数年で退職する若手社員はいわゆる偏差値の高い難関大学の卒業生が何となく多いな、と感じたので、少し遡って若手退職者の学歴を調べてみたら、やはり旧帝大か、それに準じる大学(広島とか千葉とか)の理系出身者が圧倒的に多いことが分かった。未来を担うエリートばかりが流出するのは、会社にとっては大きな痛手であろう。

そもそも、平均してアホな私立大出身が多いこの会社に、なぜか毎年1人か2人は旧帝大の理系出身者が新卒で入社してくる。

さて、それはなぜか。

人事部が採用を頑張っているからだろうか?いやいや、それだったら学歴は大体平均するはずだ。

答えは「寄付金」だ。

毎年、安くない額の寄付金を旧帝大の特定学部に寄付しているのだ。その上で人事担当役員がわざわざ大学まで出向いて教授にこうお願いする。

「大学院に落ちた学生がいれば、是非当社を受けるように勧めて下さい」

そう言えば、理系なのに彼らの中には院卒がゼロだった。

院試験を落ちた彼らは、教授に勧められるままによく知らない企業の試験を受けて、ほぼ顔パス、一回の面接で内定が出る。それどころか、面接なのにその後に昼食会が開催され、役員がアテンド。内定後は、キレイ目な若手女性社員を中心にそろえて特別懇親会まで開催。このバブル期みたいなもてなしは、院試験を落ちた彼らだけが対象で、一般枠の採用試験を受けた学生どもには、ない。

が、彼ら(院試験落ち)もアホではない。そもそも給料が圧倒的に低いのだ。規模も小さく、設備もよくない、技術力も低いので、業務範囲も限られたものになる。その上、大抵の場合、上司は自分よりアホだ。加えて、重要なポジションは創業家とか親会社とか金融機関からの出向者が支配しているという、一般的な中小企業の現実が見えてくると、働き続けることがアホらしくなってくるのは仕方がないことかもしれない。

そして彼らは、入社して数年が経過すると、「入社する」という教授との約束は一応は守ったと言わんばかりに、大学院に行ったり、他社に転職したりする。もしかしたら、教授からは「1年くらい我慢したら後は公務員試験でも受ければいい」とか言われているのかもしれない。だから、もう寄付金のような無駄な出費は辞めたらどうか、と思うのだが、会社は聞き入れてくれないだろうな。


<関連エントリー>
中小企業の社員の特徴

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2015年11月23日月曜日

モテる女性とのお付合い

実は、偶然が重なって、僕のようなダメダメ人間に彼女ができた。それも今まで付き合った中(といっても5人もいないが)では、ダントツの美人だ。小顔で鼻筋が通っていて、学校のクラスで一人か二人いた典型的な美人だと言えば分かってもらえるだろうか。

性格も明るくて、外交的で、頭良く、性格も全く問題なく、非の打ちどころのない理想的な女性なのだが、唯一嫌なのが、やたらと「以前の彼氏たち」の話をすることだ。しかも結構内容がエロい。(ドライブの運転中も触ってくる男もいた、とか・・・)

で、昨日、彼女の家に遊びに行った際、思い切って彼女の過去の男性歴を聞いてみたのだ。そうしたら、出るわ出るわ、中三の時を皮切りに、高校で3人、大学で5人、社会人になってから3人・・・得意げに語られた。僕で13人目なのだそうだ。

流石に身体の関係の有無については話さなかったが、まぁ、こんなに可愛いんだし、9割はエッチしてしまっているだろうな。歴代の恋人は年下、年上、教師、経営者、土方の兄さんまで、色んな方々と交流を重ねてきたようだった。また、彼氏不在の期間は長くても1ヶ月程度で、何でも「歩いていたら男の人から声を掛けられる」くらい男には困らないと言われた。

僕のように、中学、高校と全く女性とは縁がなくて、そこそこ有名な大学に進学し、苦労の末、普通の女の子とお付き合いが始まるような・・・何というか、恋人という存在が「特別」な人間がいる一方で、彼女のように恋人がいる状態が中学の頃から「普通」で、分かれてもすぐに次の弾がチャージされているような人間も本当にいるんだと、思ったんだ。


別に彼女の過去と僕の過去なんて関係ないけどさ、やっぱ、何か辛いよね。

<追記>
イケている後輩(いわゆるイケメン・リア充)にこの話をしたところ、「社会人で13人て少ない方なんじゃないっすか」と言われた。マジでか、お前ら・・・。



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2015年11月16日月曜日

TOEIC公開テスト(11月)を受験してきました。

久しぶりにTOEICの公開テストを受験してきた。受験した皆様、お疲れ様でした。

少し前のエントリーにも書いたが、来年の5月で試験内容に変更があり、どちらかと言えば難化する感じなので、目標とするスコアは、それまでに取りたいと思っている。(そもそもスコアは偏差に近いので、関係ないとの意見もあるだろうが)

今回の試験の手ごたえとしては、リーディングパートが難しくなったように感じた。特にPart6が難しくて、予想外に時間がかかった。中盤も一体何がいいたいのか分からないような文章が多く、時間内に200番まで解けないかも・・・と思いきや、180番からのダブルパッセージは案外簡単で、気が付けば2分ほど残して終了した。中盤、特にNOTを選ぶ問題を2つまで絞った後は「常識的に考えてこちらだろう」とか勝手に思いながら進めたので、結構取りこぼしはあると思われる。

一方でリスニングは特にPart3,4が良くできた(ように感じた)。多分、どちらも1,2問ミスだろう。今回は、この「TOEICスコア900点を獲得するリスニング強化法」の内容を実践してみたら結構良くできた。一言でいうなら、2倍速にしたリスニング問題音声を聴きまくれば、本番の音声スピードがゆっくりに聞こえる・・・というもの。やはり英語とはスポーツに近いのかな。もし、Part3,4を苦手にしている人がいれば、リンク先のリスニングのトレーニングは試してみる価値があると思う。(但しiPodが必要です)

結果は、来月。あまり期待せずに待つべし。


<関連エントリー>
2016年5月からTOEICが変わるようです
TOEICのリスニング対策のために

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2015年11月9日月曜日

整形と偏見

「整形」に対して偏見を持っていたが、とある事案に接して、少し考え方が変わったので、そのことについて書き留めておきたい。


(以下、体験談ですが、若干フェイクを入れています)


数年前、大卒の新入社員として入社した彼女は、お世辞でも美人とは言える容姿ではなかった。出っ歯に上を向いた鼻、吊り上った目、細長い顔、男性陣の中で付いたあだ名は「キツネさん」。性格は明るく仕事もテキパキできたため、周りから悪い評価を受けることはなかったものの、9割以上が男性の職場ですら、誰も彼女を食事やデートに誘おうとはしなかった(あくまで推測)。いくら需要が大きくとも、商品に価値がなければ売れない、恋愛市場とは残酷なものだ・・・とか考えたりしていた。


そんなある日、小さな事件が起きた。


彼女が大きなマスクをして出社してきたのだ。

最初は風邪かと思っていたが、その翌週、マスクを取った彼女の口は、出っ歯ではなく綺麗な並びの白い歯に変わっていた。あれは矯正ではなく、抜いて人工の歯を入れたのだろうと社内で噂になった。

またある日、再び彼女は大きなマスクをしてきた。今度はどこを改造したのだと思ったら、鼻だった。先端の上向いた鼻が、落ち着いた普通の鼻に変わっていた。もうこの時点で、最初の顔を思い出すことは難しくなった。入社したときの社内広報誌に掲載された顔写真を見直したら、かろうじて面影は残っていた。

そして、最後は長期連休の後だった。吊り上った目が、整った二重の目に変わっていた。もう、この時点で彼女はどちらかと言うと「美人」な顔になっていた。

その後、彼女は化粧やメイクに凝るようになり、パーマを当ててふわっとした髪型になると、もともと痩せていて小顔であったこともあり、彼女は誰もが認める美女になった。整形前の顔をよく知る僕や同僚はどう接していいのか複雑なところがあったが、僕は残念ながら整形後の彼女に話しかけられると、以前は何も感じなかったのに、かなりドキドキしてしまった。錯覚なのだが、声まで「キツネさん」とは別人のように聞こえたのだ。やはり、恋愛は半分以上「顔」でするのだと改めて認識した。

事情をよく知らない他支店の男性社員から彼女は非常に人気が出て(当たり前か)、社員交流を目的とした社内行事などでは人気者になっていた。新入社員歓迎会の時、唯一の女性社員だったのにスルーされていたあの女の子だと知ったら、彼らはどう思うのだろうか。

そして先日、中途採用で入社してきた長身イケメン社員(要するに過去を一切知らない)と結婚して、彼女は寿退社していった。来月には子供が生まれるらしい。整形費用は総額でいくらかかったのか知る由もないが、コストに見合ったリターンは十分生まれた成功事例と言えるだろう。もちろん、整形に失敗して余計変な顔になるリスクもあっただろうが(芸能人の失敗事例がよく話題になる)、彼女はそのリスクを受け入れたのだ。ただ、詳しいところは分からないが、あの顔を見る限り、それなりにちゃんとした機関(病院)で、それなりにお金を払えば、大抵の整形は上手くいくのでないかと思った。

結婚と出産が女性の幸せの全てだとは思わないが、整形することによってそれが手に入りやすくなるというのであれば、それはそれでいいのではないかと思った。

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2015年11月6日金曜日

2016年5月からTOEICが変わるようです

タイトルの通り、TOEICテストの出題形式が少し変わるようだ。


TOEICプレスリリース(2015年11月5日):ETSは、TOEIC®テストの出題形式を2016年5月に変更します


詳細は上記リンクを見てもらえばよいが(サンプル問題も閲覧可能)、パートが一つ消失するような思い切った変更ではないものの、リスニングパートでは、より会話が重視に、リーディングパートでは、より長文が重視になることで、従来より実践的な英語力が求められていると言えそうだ。

中でも大きな変更だと思ったのがリスニングの会話問題において3名の会話の問題が出題されるということ。僕は英検1級の1次試験で経験済みだが(受けただけ)、これはなかなか難しいものがあって苦しむ人が多いと思う。男性A→女性B→男性B→男性A・・・となったりするのだが、同性の声は聴き分けにくいのだ。

とりあえず、いきなり年明けから新テストがスタートするというわけではなく、来年2016年の5月からということなので、これまでTOEICの勉強を頑張ってきた人は、この1月から4月のテストで頑張るべきだろう。但し、TOEIC専用の問題集は、しばらくは買わず、これまでの本に取り組む方が得策だと思われる。

「TOEIC○○回連続満点」という肩書のTOEIC講師をインターネットの広告でよく見かけるが、彼らは新テストでも満点を継続できるのか、ちょっとだけ見物である。

とりあえず、今は目前のテストに全力を尽くすだけだ。





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2015年11月5日木曜日

神田秀樹教授の「会社法入門(新版)」を読んだが・・・



そろそろ2015年に施行された「改正会社法」の本を1冊くらい読まなければ、と大型書店に足を運んだところ、目立つ位置に飾られていたのが、この神田秀樹先生の「会社法入門 (新版)」であった。かつて2005年に新会社法が施行された際に出版された「会社法入門」の改正版とのこと。会社法の一人者である神田先生(東京大学法学部教授)の解説がたったの1000円以下で買える、そう思って、迷うことなく本書を手に取って、早速読んでみたのだが・・・・・


むずかしいぜ!!


東京大学教授の書いた本で難しくない本はこれまで読んだことがないが、本書もその意味では期待を裏切らなかった。とは言え、少なくともこの本は新書の「入門書」である。更に、僕はこの会社法分野は何だかんだいって勉強してきた蓄積があり、セミナーや講演会も多々参加しているわけで、それなりに知識はあるはずなのに、本書は理解が難しいと感じた。

なぜだろうか。

まず、これは入門書の宿命なのかもしれないが、浅く広く取り上げるため、どうしても個々の説明が淡泊になることだ。もともと会社法は理解が平易ではない法律分野なので、表面だけなぞられて説明されると余計に理解が難しい。そこに最近のトピックスであるコーポレートガバナンス・コードなどを突っ込んでおり、それらが更に頭の中で整理することを難しくしているような印象を受けた。また、おそらく理解を助けるために挿入されたであろう図表も、正直なところ役に立っているようには思えない。既に(自分では)理解しているであろう多重代表訴訟等の分野ですら、何を書いているのか分からない部分があった。

割と会社法を真面目に勉強している同業者(京都大学卒)にも確認してみたが、彼も「難しい」と言っていたので、僕の感想は大半の読者が感じるのではないかと思われる。集中するためにカフェに籠って、とりあえず読了したが、もう1回読もうという気にはなれなかった。

従って、本書は手っ取り早く平成26年改正会社法を理解したい人や、少なくとも初学者には絶対にお勧めできない1冊である。ある程度会社法を勉強した人が、理解度をチェックするために挑戦してみるのは良いかもしれない。本書をスラスラ読めるようであれば、改正会社法の理解はかなり進んでいると言ってよいだろう。

なお、アマゾンの書評を調べてみると、改正会社法の入門書は以下の2冊がお勧めなようだ。今度書店に足を運んだ際は、手に取って見てみよう。


ビジュアル 図でわかる会社(柴田和史)
初心者でもわかる!LawLゆいの会社法入門(小林章博)


特に、この「LawLゆいの会社法入門」の方は、いかにもな表紙である(下の画像参照)。少し楽しみ。


初心者でもわかる!LawLゆいの会社法入門【会社法!? 任せてください! 新人法務部員ゆいがナビゲート】


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2015年11月2日月曜日

自己啓発セミナーにハマりそうな後輩

昨晩、もう寝ようかという時間に、高校時代の後輩(ITゼネコン勤務)から電話があった。いわゆる、「自己啓発セミナー」の案内を受けた、というお話である。

自己啓発

<以下内容 ※青文字が後輩


「先輩、今日『成功者になるためのセミナー』のガイダンスに行ってきたんすけど、受講料金が年間60万円もするんですよ。サポート期間が3年間付くらしいんすけど、これってどうなんすかね」
 

「断れ、詐欺だ。以上」
 

「そうですよね、60万円は高すぎますよね。でもセミナーの人が言うには、学生でも受講している人がいて、ローン組んで月々6000円払って通っている奴もいるらしいんすよ」 


「それで」
 

「でね、一緒にガイダンス受けた奴もローンで受けようかと思っているらしいんです。まぁ、僕はお金ないですから無理ですけどね(笑)東京は怖いです。」
 

「カネがあれば受けていたのか」
 

「いやいやいや、でもガイダンスは一杯人が来ていましたよ。100人くらい。成功するためにはこれくらいの出費は必要なのかなと思ったりしました!」
 

「そもそも、なんでそんなガイダンス参加したの」
 

「以前『人脈開発セミナー』で知り合いになったIT企業の社長さんに勧められたんすよ。たまにホリエモンと一緒に酒を飲むスゲー人なんです!」
 

「それなんて会社?」
 

「●●●●●●株式会社(念のため伏せておきます)です!従業員は300人!その社長は20代で起業したんです!」
 

「あ、そう・・・」
 

「でもね、僕、気になるんですよ。何で社長がそのセミナーを僕に勧めてきたのか・・・」
 

「あのな、俺が毎月通っている研究会。弁護士や会計士も5,6人参加で2時間ほど研究報告やディベートを行っている。これ月に1回開催でいくらかかっていると思う?」
 

「え、2万円くらいっすか・・・」
 

「2千円だ。それも会社の経費で受講な。そのセミナーがどれだけぼったくりか分かったか?」
 

「い・・・いや、確かにね、そうかもしれないんですけどね、
お金もないんで仕方ないんですけどね、やっぱ僕は気になるんです。
社長がなぜ僕にそれを勧めてきたのか。
そこに成功のヒントがあるような気がしてならないんです。
やっぱまた行ってみたほうがいいですかね」

 

「な、なんでそうなるのよ・・・。お前、その社長さんに騙されているんじゃないか」
 

「何で社長が僕を騙すんですかぁー!!!ヽ(`Д´#)ノ

すごくいい人で、成功するためのヒントとか起業した時の話とかしてくれるし、
こっちも話も親身に聞いてくれるいい人なんです!!」

 



「・・・そ、そうか。そこまでだったら分割払いでセミナー行けばいいだろ・・・。」
 

「いやー、だからお金がね・・・」
 


ここで電話切って電源も切って寝た。

その後、後輩の彼が入会したのかどうかはわからない。こうした自己啓発セミナーも一種の宗教みたいなもんかなと思った。マルチと呼んでも良いのかもしれない。

ちなみに、自己啓発書はベストセラーを含めて何冊も読んだことのある僕だが、そういった類のセミナーには参加したことがない。何というか、どうにも表現できない恐怖があるのだ。こんなものに参加するくらいなら、アドラーの「嫌われる勇気」でも読んだ方が、よほど有用だと思う。


<関連エントリー>
「嫌われる勇気」を読んだ


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