2015年9月14日月曜日

アドラー心理学「嫌われる勇気」を読んだ


今更、2013年に発売されたベストセラー本を紹介するのもどうかと思ったが、若干精神的に参っていた時期、普段は読まない本を読み漁って、最も感銘を受けたのが、アドラーの心理学を平易に解説した本書であった。

本書の内容は、アマゾンのレビューを読むか、ネット記事でもいくつか特集が組まれたりしているので、敢えて僕がここで要約して書く必要もないと思うが、とても胸に突き刺さった文章を以下に紹介しておきたい。

“わたしはひとつだけ知っています。・・・あなたのライフスタイル(人生のあり方)を決めたのは、他の誰でもないあなたである、という事実を!”
 “ライフスタイルを変えようとするとき、われわれは大きな“勇気”を試されます。変わることで生まれる「不安」と、変わらないことでつきまとう「不満」。きっとあなたは後者を選択されたのでしょう。”
“あなたにできるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」・・・その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あたなにはどうにもできない話です。”
“人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないことです。” 

抜き出した文章だけでは一体何のことか分からないと思うだろうけれど、本書は人間関係に悩みを持つ青年(一般人を想定)と哲人(アドラー心理学者)との対話形式で綴られており、その文脈で語られる内容は非常に読みやすく、しかし胸をえぐられるような指摘がズバズバ書かれてある。心理学者と言えば、フロイトやユングしか知らなかったが、このアドラーもなかなか面白い。発売されて1年以上経過した2015年の今現在も人気の自己啓発本であることにも納得できた。

「割と順風満帆な人生だな」、とは全く思っていない僕のような人は、騙されたと思って一度手に取ってみてもらいたい。決して面白い本ではないけれど、名言が散りばめられており、何かしら感じるものがあるはずである。


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