2013年3月10日日曜日

いつやるか? 今でしょ!

最近、話題の東進予備校講師をご存じだろうか。

「いつやるか? 今でしょ! 」の林修氏(現代文)である。




東進のCMを見る度にこの「今でしょ」のところでケラケラ笑っていたのだが、たまたまそれとおなじフレーズの本を目にして、手に取ってみたところ、まさにその林先生が執筆した本だった。

「いつ買うのか、今でしょ」

という声がどこからともなく聞こえてきて、そのままレジに行って購入し、その本屋の地下にあったカフェで一気に読んでしまった。

内容はよくある自己啓発的な内容だが、さすが現代文の講師をしているだけあって、文章が読みやすい。決して大学受験生のみにむけたものではなく、むしろ過去に林先生の受講生だった大学生とか社会人に向けて書いたものだろう。勉強法などは全く出てこず、組織内における処世術などが大半となっている。

その中でも印象に残ったのは「大した努力をしなくても勝てる場所で、努力をしなさい」というフレーズだ。誰でも得意なことは一つくらいはあるのだから、お金を稼ぐというという目的であれば、好きなことではなく、得意分野で頑張りなさいよ、と。好きなこと(例えばスポーツとか)は、趣味でやればいいのだ。

ちなみに、僕は昔から得意なことは一つもないのだが、そういう場合はどうしたらいいのだろうか。ただ、今の仕事と会社には、強いストレスを感じているので、適性がないことだけは確かだろう。



僕自身、受験時代に東進に通っていたこともあり、結構講師は覚えているのだが、林先生は、そういえばいたな、というくらい印象の薄い先生だった。当時であれば、現代文はで出口先生で、古文は荻野先生だった。つまり、林先生は(失礼だが)遅咲きの予備校講師と言えるだろう。

東進の予備校講師で最も有名なのは安河内先生(英語)だと思っていたが、近く林先生の方が有名になるかもしれない。

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