2011年8月16日火曜日

転職活動の近況報告

みなさまこんばんは。今日はざっと近居報告を。

まず、TOEIC。もう報告することすら嫌だ。かろうじて800点以上は取れたものの、自己ベストは更新できず。僕の本気はこの程度なのねと思ってしまった。スクールの先生方、申し訳ございませんでした。

次に転職活動。これがもう全くだめ(笑)。面接どころかエントリーすら進んでいない。
今回は複数のエージェントを使用したので登録だけで労力も倍以上かかったのだけど、出てくる案件がサッパリなところばかり。というか結構被っている企業が多くて、某メーカーは全エージェントから紹介があった。余程早急に人が欲しいのだろうな…。
大手のエージェントからはたくさんの企業を紹介してもらったものの、年収が下がったり、名もなき新興企業だったりで、もう少しいい求人がないか聞いてみたところ、結構キツいことを言われた。

1.企業法務の分野には弁護士事務所に採用されなかった弁護士が応募し、それに加えて弁護士資格を取れなかった法科大学院卒業者も応募しているため、非常に狭き門になっている。僕の経歴と資格では、とてもではないが、大手企業や人気企業には応募できない。

2.英検準1級もTOEIC800点も大手企業では「英語が多少はできる」と評価されるレベル。今の不況下では、マーチクラスの学生ですら700点~800点は持っている。大手ではアピールにならない。

3.年齢が30を超えているので、それなりの実力が求められる。25歳くらいで今の資格を持っていれば多少はアピールにはなっただろうが、今は何のアピールにもならない。

だから中小企業に応募しろと(笑)。しかし、ただでさえ少ない今の給料より低くなったら本当に「負け犬サラリーマン」ではないか。隣の芝生は青く見えるとはよく言ったものだけれど、出されてくる求人を見ると、むしろ自分の芝生が青々しく見えて仕方ない。

勉強しても結果はでないし、会社では左遷されるし、転職先も見つかりそうにないしで、もうどうしたらいいのだ僕は・・・。

4 件のコメント:

  1. 法務関係の転職は厳しい状況みたいですね。

    私も数年前に大手のエージェントで法務の転職活動をしました。結局転職しませんでしたが。

    当時はまだ法科大学院の卒業生もおらず、「弁護士資格」は今ほど企業から要請されてはいませんでした。「司法試験1次合格」、「司法書士資格」はいくつかの企業の募集要件にありました。

    語学力については、必要とされる場合にはTOEIC650点から900点と、企業、業務内容に応じて幅広かったです。

    今は完全に買い手市場で、かつ法律事務所に就職できない弁護士や、司法試験に受からなかった法科大学院卒業生が企業の法務分野に職を求めているんですね。しかし、一般的な会社員にとって、これらの要件を満たすのは至難の業です。

    語学力については、日頃英語を使わない仕事をしていても、TOEIC対策や学校で勉強することはできます。しかし、英語を使った実務となると、やはり早い段階で海外部門等で仕事をしていないと、なかなかスキルが身に付かないです。

    結局、法務で満足いく転職をするには、「学生時代にTOEIC700点以上程度は当たり前で」、「法科大学院を卒業し」、「就職して若いうちから海外案件をこなす」ということになりますか。厳しいものですね。

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  2. 匿名さん
    コメントありがとうございます。
    弁護士の就職難に加えて法科大学院の卒業生がこんなところで自分に影響してくるとは思いませんでした。
    それと、今は氷河期以上の就職難の時代なので、学生は本当によく勉強しているようです。特に英語は。そうなると、30歳を超えた今、アピールできるポイントがないんですよね。ちなみに僕にとっての大手とは東証1部なのですが(笑)
    匿名さんは転職活動をして、結局転職されなかったようですが、僕にとってもその選択肢がいいのかもしれません。まだまだ迷い中です。

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  3. こんばんは。

    私の会社は1部上場の大企業ですが、naruoさんの資格等を拝見した限り、後は実務がバリバリにこなせるのでればうちの法務でも全く問題ないと気がします。そこまでの資格や能力を求められるほど転職というのは厳しいものなのですね;

    しかし、本当に転職エージェントが言うとおりなのでしょうか。私は世間知らずなので疑問に思います。どう疑問に思うかというと、
    ①大企業は比較的簡単に優秀な人材を確保することができる。
    ②そうでない企業は優秀な人材が欲しくても、なかなか来ないため転職エージェントを利用する。
    ③ゆえに転職エージェントからはイマイチ?な企業ばかり勧められる。
    という穿った見方をしてしまうのです。転職エージェントがどのような仕組みで利益を得ているかわからないので、思いつきの推測でしかないのですが・・・

    どちらにしろ、法務の転職が厳しいのは確かなのかもしれません。結局は不景気で需要が少ないということなのでしょうか。

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  4. boilermaker さん
    いつもコメントありがとうございます。
    転職エージェントの疑問に関しては、ものすごくいい視点ですね。勉強になりました(笑)
    確かに中小企業の方が需要は高いのかもしれません。そもそも、大手企業は新卒で人材が揃ってしまうため、中途採用は積極的ではないところが多いと聞きます(企業風土の醸成云々)。
    法務職に関わらず、大手の中途採用の門は新卒より狭いわけで、それなりのスペックが求められるのは必然でしょうね。もしくはスペックを上げてスクリーニングしないと、応募者が多すぎるのかも。
    ちなみに、転職エージェントは、紹介した人材が入社した場合にその人の3ヶ月程度の給与が報酬となるのが一般的だと聞きました。つまり、人を回さないとお金にならないわけです。

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