2011年1月23日日曜日

年収1000万円以上を余裕をもって稼げる男



英語の勉強の合間に話題の勝間さんの本を読んだのだが、

いやー実にくだらない本だった。

「インディペンデントな生き方」というタイトルから、一人で生きていくための実践テクニックのようなことが書いてあるのかと思いきや、内容は抽象的な精神論が書いてあるだけ。突っ込みどころはいろいろあるのだが、最も目についたのはここ。

<いい男の条件その1>

年収1000万円以上を余裕をもって稼げる男であること


勝間さんが渡り歩いてきたマッキンゼーや外資系投資銀行などでは、年収1000万円というのは標準くらいの給料かもしれないが、日本の労働人口の平均年収が一体いくらなのか、この人は知らないのだろうか。さらに、その中から未婚という条件を付けると、全労働人口の数パーセントもいないだろう。

じゃあ、そういう稀なる年収1000万円以上の独身男が、この本で言う年収600万円以上を稼ぐ「インディ」な基準を満たす女性を選ぶ・・・わけがないだろう!!

年収780万円35歳の不美人と、年収220万円22歳の堀北真希のような美人。両方から交際を迫られて、男がどちらにOKを出すのかは、火を見るより明らかだ。

そもそも年収600万円というのも、20代ではハードルが高いと思う。誰もが慶應義塾大学を卒業して公認会計士の取得しているわけじゃないんだぞ。

そのほかも、英語ができる人のほうができない人より年収が1.5倍高いとか、つっこみどころは多かったのだが、この辺りで…。

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