2009年10月29日木曜日

知らないままでは損をする「モノやお金のしくみ」DS

日本経済新聞社監修 知らないままでは損をする「モノやお金のしくみ」DS
日本経済新聞社監修 知らないままでは損をする「モノやお金のしくみ」DS


この歳になって、新しいゲームソフトを買ってしまった。

ゲームソフトを購入したのは実に高校生の時以来だ。それ以降はネットでダウンロードしたゲームで遊ぶことはあっても、買うことはなかった。

それが先日、知り合いからニンテンドーDSというハードをタダで貰ったため(ハードだけ)、何かソフトでも買ってみるかとなったわけだ。ヨドバシカメラには実にたくさんのソフトが並んでいて、どれにするか迷ったのだが、毎週楽しみに聞いているポッドキャスト「西川里美は日経1年生!」で宣伝されている上記ソフトを購入してみた。

画面をペンでタッチするというのが初体験だったが、これがなかなか面白い。幅広い経済のネタを原則2択(違う形式のもある)で回答していくというもの。毎日日経新聞を読んで、夜9時からのNHKニュースと朝の島津アナウンサーを欠かさず見ている僕には、ほぼ楽勝な内容だが、正解すればお金がもらえて、昇進試験を受ければ肩書きが課長、部長と上がっていくのも面白い。ちなみに今は「取締役」である。

過去にTVゲームに没頭した経験のある僕のような人間は、こういうゲームで勉強するのも一つの手だと思った。TOEIC公式の英語ソフトも発売されているみたいなので、このソフトをクリアするか飽きたら挑戦してみようと思う。

ちなみに、この日経新聞のソフトは、2009年上期の売上とか時事的な問題も出題されるので、少なくとも買うなら今年度中に買うべきソフトだと思った。

2009年10月25日日曜日

母校(小学校)に入ってきた

今日は用事があって、久しぶりに母校(小学校)へ行ってきた。久しぶりといっても、今まで卒業してから1回行ったきりなので、15年振りぐらいだ。
基本となる校舎の形は変わっていなかったが、運動場に新しい建物ができたり、校舎の内装が近代化していたり、思った以上に変化があって驚いた。しかし、変わっていない部分も沢山あった。体育館のステージや、校歌が掘られたパネル等・・・。
学校の周りの景色もほとんど変わっていなかった(僕の記憶が曖昧なだけかもしれないが)。あの頃は高く感じた坂や塀が、低く感じて、自分自身の時間の流れを感じた。
そういえば、小学校のときの卒業文集で書いた将来の夢は「獣医」だったかな。はっきり言って将来なりたい職業なんて全くなくて、とりあえずそのときは親や教師にウケがよさそうな職業という理由で選んだ記憶がある。つまらんガキだったな、僕も。

さて、そろそろ明日のTOEICの授業の予習でもするか。ギリギリまで勉強を始めないのは、今も昔も変わらないようだ・・・。

2009年10月16日金曜日

戦略的なIRとは

久しぶりに証券取引所主催のセミナーに行ってきた。内容はIR(インベスターリレーションズ)について。
効果的にIRを行うためには社内の活性化が必要だから、社内報を毎週出しましょうとか無茶な要求も多かったが、講師のプレゼンがなかなか上手くて、どちらかというと話し方等の方が参考になったセミナーだった。以下に講師の主張をまとめておく。


・時価総額の低い会社(100億円未満)のIR (Investor Relations)の環境は、アナリストの取材が少ない、取材があったとしてもレポートがあまり出ない、株式売買の出来高が低い、IRの費用対効果が見えない、という状況が少なくなく、これに当てはまる場合は、IR活動に関する認識を見なおすべきである。

・従来、IR活動といえば、経営者とIR担当者が株主や投資家に向かって経営情報を発信していくことが、目的であり役割であった。しかし、現在では企業の社会的責任が重視され始めており、全社員(グループ会社を含む)が社会全体、ステークホルダー全体に対して会社の情報を発信していく、SR(Social Relation)が重視され始めている(注:通常はSRといえばShareholder Relationsのこと)。SRを行うためには経営陣やIR部門だけではなく、全社員が会社を語れる社内対策が必要。自社の強みを同じ内容で社員が言えるために、社内報等を通じた社内コミュニケーションを大事にするべきだ。

・また、IRの重点軸は企業の時価総額や株主構成、事業内容によって変えるべきだ。時価総額の低い会社であれば機関投資家より個人投資家に向けてメッセージを発するべきであるし(一定の時価総額以下の会社には投資しないルールを設ける機関投資家は多い)、株式売買の出来高が低ければ、まずは株式売買回転率を高める施策を取るべきだ(出来高が低いと大口投資家が買いたくても買えない状況となる)。

・更に、機関投資家やアナリスト向けの情報と個人投資家向けの情報の表現方法は、当然変えるべきである。財務情報は変動率の大きな項目にはコメントを付けたり、グラフを付ける、また専門用語を極力控えるなど、見やすく分かりやすい表現を心がけたい。

2009年10月14日水曜日

来年の株主総会へ向けて

少し気が早いが来年の株主総会へ向けて予習をしておきたい。
平成21年4月1日に新しい会社法施行規則が施行され、3月末決算の会社の場合は来年の株主総会からこれが適応されることとなった。主な改正点(事業報告・参考書類)は下記の通り。

[事業報告]
・会社の支配に関する基本方針につき、その「概要」の記載で足りることが明確化された。
・会社役員の兼職等の状況に関する開示につき、他の法人等の代表者を兼任していることについて開示を求める施行規則を削除し、「重要な兼職」に含まれる場合にのみ兼職状況を開示することとなった。
・株式に関する事項につき、開示する株主が「発行済株式総数(自己株式を除く)に占める割合の上位10名の株主」となり、持株比率の開示が追加された。

[参考書類]
・取締役が提案する議案の記載事項につき、「提案の理由」が定められた。
・取締役、監査役の選任議案における「重要な兼職」の記載につき、各候補者が役員に就任したと仮定した場合に重要な兼職となる事実があれば、その事実を記載することになる。また、就任時または就任後まもなく当該「兼職」から離れることが明らかな場合は、当該「兼職」は「重要な」ものではないとなる。


その他、今年の株主総会の事例等については以下の通り。

[株主提案権の行使と受付票]
株主提案権の行使に際し個別株主通知の受付票が添付されていなかったことを理由に、株主提案を付議しなかった会社があった。
しかし、全株懇の株式取扱規程モデルでは、株主提案権の行使に際し受付票の添付は要しないと改正されているため、受付票の有無による対応には注意が必要となる。

[議決権行使結果の開示]
金融庁のスタディーグループ報告や東証・上場制度整備懇談会等で、議決権行使の結果につき「開示することが望ましい」という意見がまとまってきており、今後は開示が必要となるであろう。

[株式の持合状況の開示]
金融庁は金融商品取引法を改正し、上場企業間の株式持合い状況の開示を義務付けるように考えており、正式に決定すれば有価証券報告書と四半期報告書の中で開示することとなる。これは当然、事業報告の記載内容にも影響があると予測される。

[内部統制システムと反社会的勢力への対応記載]
内部統制システムの概要の中に「反社会的勢力への対応」等についての記載している会社が増加している。とある調査では、上場企業では47.3%の企業に記載があった。

[退職慰労金打ち切り支給について]
退職慰労金支給制度は、既に上場企業の半数以上が廃止しているが、近年では廃止する会社数は減少してきている。

2009年10月12日月曜日

BEST & COVERS(島谷ひとみ)

島谷ひとみ,島谷ひとみ×相田みつを
エイベックス・エンタテインメント
発売日:2009-07-29

島谷ひとみファンとして購入すべきかどうか迷っていた7月にリリースされたベストアルバム。全部CDを持っている僕には不要なのだが、やはり一応ファンということでアマゾンで購入した。
アマゾンの評価にはベストなのにカメリアが入ってないとか、かなり不評だったが、とりあえず僕が楽しみにしたのが、このベスト限定の曲、特にDVDの「長い間」だ。この人、いつまでカバーで持っていくのかは知らないが、僕としては出来がよければそれでいい人なので、そこらは特に気にせず視聴。
 
 

感想、なんだこれは・・・。
 
 
 
男女のカップルが結婚するストーリー仕立てなのだが、肝心の島谷ひとみがテレビ画面の(しかも結婚会見やつ)でしか出てこないのだ。このベストで唯一新しいPVで、島谷ひとみがでてこないとは・・・。僕は新しい島谷ひとみの動画に4,000円近く払ったつもりだったので、なぜか裏切られた気分になった。ってか、PVに出てくる女優さん誰だよ!ついでに、島谷ひとみより可愛くね・・・?

というわけで、僕のようにCDをコンプリートしている人には特にお勧めではないが、これから島谷ひとみを知ろうという人には別に悪くないベストCDだと思う。アマゾンの評価には、未だにカバーの曲が入っているのが気に入らないという意見が多かったが、僕は「亜麻色の髪の乙女」と「パピヨン」がなければ島谷ひとみを知ることはなかったと思うので、この2曲をベストとして入れることは、間違いではないと思う。

ちなみに、ここ最近の島谷ひとみは全くよくない。シングルでも「深紅」以降は、アップテンポでもなければダンスもないという、僕のようなファンには寂しいの曲になってしまっている。次回作にはそういう曲を期待したい。

2009年10月3日土曜日

煮詰まったとき

いつも読んでいるブログに、勉強することに対して素晴らしいことが書いてあったので、忘れないように記録しておく。

妬みと後悔(会社法であそぼ)

そうだよなー、遊んで合格している奴が友人にいたりすると、非常に羨ましくて妬む気持ちが出てくるけれど、他人と比較しても仕方ないんだよな。勉強で煮詰まったときは、このサイトを読むようにしよう。

2009年10月2日金曜日

少数株主権等の行使と個別株主通知

今回は株券電子化の中でも重要な個別株主通知についてまとめる。

少数株主権等とは、株主の権利のうち、基準日を定めて、基準日における株主名簿上の株主に行使することを認めることができる権利(議決権等)以外の権利をいい、具体的には、株主総会招集請求権等がある。少数株主権等を行使しようとする株主は、株主名簿の記載に基づくのではなく、個別株主通知を行うことで権利を行使することができる。

株主は、口座を開設している口座管理機関を経由して証券保管振替機構に個別株主通知の申出を行う。一方で発行会社は、株主が行使要件を充たしているかを個別株主通知により確認する。
個別株主通知の具体的な手続きは以下のとおり。

① 株主は、口座のある口座管理機関に対し個別株主通知の申出を行う。
② 口座管理機関は、株主に受付票を交付する。
③ 口座管理機関は、証券保管振替機構に株主の申出を取り次ぐ。
④ 証券保管振替機構は、株主名簿管理人に株主の氏名・名称等(個別株主通知データ)の通知を行う。
⑤ 株主名簿管理人は発行会社に対し、個別株主通知を行う。
⑥ 株主は個別株主通知後4週間以内に、口座管理機関から交付された受付票を提示して、発行会社に対して少数株主権等を行使する。

尚、振替法では、少数株主権等の行使について株主名簿の記載を株式会社への対抗要件と判断する会社法130条1項の規定の適用が排除されている(振替法154条1項)。よって、株主は個別株主通知によらなければその権利を行使することはできない。


ところで、とあるベンチャー企業に転職した同職種の知り合いが、総務部担当の執行役員になっていた。まだ30代なのにすごいな。もうすぐで新興市場に上場するって言ってたし、なんだか羨ましい限りだ。この仕事も全く希望がないわけではなさそうだ。