2009年5月25日月曜日

保険のおばさん

いろいろ書きたいことはあるのだが、今日は○一生命のセールスおばさんのことについて書く。

この会社には数社の生命保険のおばさん(決してお姉さんではない)が昼間に出入りしているのだが、その中でも○一生命のおばさんは営業がしつこい。プレゼントに応募しろとか、ボーリング大会するとか、とにかくしつこい。結婚しているのかどうかは知らんが、あれだけのしつこさがあれば、相当の男をゲットしているに違いない。うるさくて仕方ないから付き合って、結婚しろとしつこいから仕方なしに結婚したという感じではなかろうか。

話が逸れてしまったが、まず驚いたのが、会社が休日に開催したソフトボール大会に出没しやがったことだ。これには度肝を抜かれた。

なぜなら、このソフトボール大会は、会社の従業員ですら半数以上がサボっているイベントだからだ。

そんなイベントにわざわざ休日を潰してまで出現する、その営業根性を当社の営業部隊にも見習わせたい。

ちなみに、従業員の中には知らない奴までいるイベントの情報をどこで仕入れたのかと聞いたところ、会社の営業の一人がわざわざしゃべったらしい。彼の歳は僕より1つ上で、まだ若い。どうせ保険にも入らされているのだろうが、情けないというかなんというか…。

後日、保険のおばさんはソフトボール大会の写真をもって職場に現れた。

まさに営業のセオリーを踏んでいる。

そして、写真を渡すと同時に今度ぉ、こういったプレゼントキャンペーンがあるんですけどぉと怪しげな紙を出してきた。いつもなら「興味がない」と断っていたところだが、この日は部長も写真を渡されて、仕方なしに申し込み用紙を書いていた。部長が書いてるのに…という空気になって、仕方なく僕も個人情報を書いてやった。それにしても、プレゼントの応募に何で生年月日に住所、電話番号、そしてメールアドレスまで書かねばならんのか。面倒臭そうな顔をしていたら「名刺でもいいですよぉ」って。それは流石に勘弁と思って、汚い字で書き殴ってやった。
 

そして本日…

「プレゼント当たりましたよぉ」

と。「やられた!」と思った。

こんなこと分かっていることだが、プレゼントに当選させるのも落とすのも、これはすべて保険のおばさんの判断で可能になるのだ。

おそらく、自腹でプレゼントを「買って」それを「当選しました」とターゲットに渡す。当然プレゼントを渡された方はプレゼントもらっただけでは気まずいので「この後お話いいですか」という誘いに「まぁ、お話だけなら…」と乗ってしまい、そこから先はアリ地獄。おそらく彼女は個室のマンツーマンでは判子押すまで帰さないだろう。

さて、困った。まぁ、対策としては会社の人間の見ている前で話をさせることだろう。暴力団が会社に来た際、絶対に事務所に行ってはいけない理由は、命が危険という意味もあるが、相手の本拠地では交渉は不利になるという人間の心理があるらしい。また交渉人数で負けると不利になるという心理もあると聞いた。

だから、僕の部署の人間が見ている前で話をさせて、それで終わらせよう。どんなことを言って話を切り出すのかが楽しみだが、これを乗り越えれば最低でも半年は何も言ってこないだろう。

生まれてから今まで非常に健康に生きてきて、更に仕事は一日中部屋の中でパソコンをカタカタやってるような僕に、保険はいらんのだ。この「保険は不要」という考えは、大学時代にノーベル賞経済学者アカロフの論文を読んだことも影響しているかもしれない。

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