2008年10月3日金曜日

(買収防衛策を通じて)コンサルタントから学んだこと

買収防衛策の部分をカッコしたのは、買収防衛策以外のテクニカルな部分(メールとかワードとかの方法)のことだからだ。僕の会社では、ワードやメールの研修は当然なく(というか研修そのものがなかった)、上司もよくわかっていないので、外部の専門家と共同で仕事を進める際に「そういう方法もあるのか」と驚かされることが多い。幼稚なレベルが多いと思うが、以下のテクニックは最低限のマナーとして使えるようにしておきたい。

<ワード>
変更履歴の記録:元の文章の変更点等が朱字で表示される。「ツール」→「変更履歴の記録」で出てくる。主にプレスリリースのチェックのやり取りで活用した。ちなみに、最初にコンサルからの添付ファイルで変更履歴を見た時は、「コンサルだから特殊なソフトを使っているのだろう」と思った。

パスワードの設定:「ツール」→「オプション」→「セキュリティ」のタブで実施。プロジェクトで使用したファイルには、基本的に全てパスワードがかけられていた。パスワードは4桁の数字を3回(123412341234とか)というのが多かった。なお、4桁のパスワードは証券コードなどの分かりやすいものは避けるべき。

DRAFTの透かし:「書式」→「背景」→「透かし」→「テキスト」で設定(削除も同様)。プレスリリースの打ち合わせ段階では背面に薄くDRAFTの文字が張り付いていたので、最初に見たときはこれは一体何かと思ったものだ。


<メール>
パスワードの送り方:パスワードをかけているファイルと同時にパスワードは送信しない。ファイルを添付しているメールのccかbccに自分の宛先を入れておく。送信したメールが自分宛にも届いたら、そのメールに「全員に返信」を選択し、パスワードを送信する。これは意外だった。セキュリティ上、こうした方が安全ということか。


他にも色々あったが、他の企業では全社員これくらい「常識」というか、「知らないと恥」くらいのレベルなんだろうなと思う。それにしても、意外にワードの機能が奥が深かったのには驚いた。

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