2008年2月4日月曜日

「銀のアンカー 4 」を読んだ








「ドラゴン桜」にはまって以降、三田紀房氏の作品は全て読んでいる。この「銀のアンカー」以外にも現在「エンゼルバンク」「マネーの拳」が連載中で、今の僕にとって一番面白いのは「マネーの拳」かな。この「銀のアンカー」は就職活動中の学生に、カリスマコンサルタントみたいな米国帰りの男が色々とアドバイスするというもの。今回は「BtoB企業(当社員の大半の連中は意味を知らないであろう)とは何か」等について書かれており、CMに出てくる一般消費者を客にする企業だけでなく、企業を顧客として商売をしている会社を探せ、新聞を読めということだった。自分の新卒就職活動は既に終わってしまったが、全巻を通じて、「社会に出るとはどういうことか」「就職活動って何なのか」と、今読んでも色々と考えさせられる内容となっている。

大ヒットした「ドラゴン桜」をはじめ、三田氏の作品は世間の耳障りのいい常識を否定して、「現実はこうだ、社会はこうなっている」と伝えてくれる。そして、社会に入った今、それが実に的を射ていることを実感している。もし、僕が大学受験や就職活動の時に三田氏の作品があれば、多少は人生が変わっていたかもしれない。社会に出る前に三田氏の作品が読める今の学生が羨ましい。

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