2007年12月24日月曜日

「皇国の守護者」が面白い

アマゾンで注文した「皇国の守護者」という漫画を読んだ。これは面白い。ここ10年くらいで1番面白かった漫画だと言っても過言ではなく、迷うことなく一気に5巻まで購入した。読み終えた時、真っ先に感じた感想は、たった5巻で終わってしまうのはもったいないということだ。

完全な空想世界の内容だが、時代は明治時代、「皇国」は日本、「帝国」はロシアをイメージしており、技術も物量も人材も、全てにおいて「皇国」を勝る「帝国」の侵略に、どう抵抗していくのか。歴史好きの人なら一層面白く読めると思う。

主人公である『新城直衛』中尉の独自の人物像や剣虎兵隊の戦術、「天龍」や「導術」などのファンタジー的要素もあるが、まったくファンタジーっぽく見えないのは、筆者の総合的な構成力の高さを物語っているように思えた。また、敵味方合わせてたくさんの登場人物が出てくるが、それぞれに魅力があり、僕は全5巻を3回くらい読み返したが、読むたびに新しい発見があった。傑作漫画の一つと言えるのではないだろうか。











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